どんな感情でもいいんだよ
2021年4月5日号
リライフアカデミー講師 末永先生
新しい生活スタイルに変化してから早一年。
イベントなどの刺激がないと時間の経過感覚は早いと言われますが、個人的にも本当にあっという間の一年でした。
まだまだステイホームが続いておりますが、部屋の中にも初夏の日差しが降り注いで、どんなときでも季節は着実に移り変わっていくのだと実感しますね。
私はこの一年、これまで気になっていた映画をいくつか観てきたのですが、中でもディズニー映画『インサイド・ヘッド』が印象に残っています。
映画の中では、感情を擬人化したキャラクター達、【喜び・悲しみ・怒り・ムカムカ・ビビリ】が主人公の頭の中で縦横無尽にし動き回ります。
その姿は、愛らしく面白く、そして自分の中にもこんな感情達がこんなにも豊かに刻々と動いているのかと、ハッとさせられます。
しかし現実の私たちは『ネガティブな感情は抑え込む』という癖をつい使いがち。
自分の感情に一瞬気づいても、見て見ぬ振りをしたり、無かったこととして蓋をしたり。
小さい頃は学校で先生の言うことを聞き、大人になってからは職場で上司の指示に従う。
確かに社会生活の中で必要な行動でもありますが、場合によっては、自分が納得していない行動を取らざるを得ないこともあったでしょう。
しかしこの映画で、個性豊かなそれぞれのキャラクターを観ていると、
感情には優劣も善悪もなく、感情は感情として『そのまま』を感じて良いんだと気づかされます。
行動としては、その場のルールや指示に従う形を取ったとしても、
心の中では「どんな感情でも良いんだよ」と、いま抱えている感情そのままに肯定していこうと改めて思いました。
何かと我慢を求められるご時世ですが、心の中だけは伸びやかに、どんな感情であっても否定することなく、蓋をすることなく、寄り添っていきたいものですね。
「何かと我慢を求められるご時世ですが、心の中だけは伸びやかに、どんな感情であっても否定することなく、蓋をすることなく、寄り添っていきたいものですね。」
素直にそう思いたい!!
強くならなきゃ。
『インサイド・ヘッド』観てみよう。
心が豊かになる映画。先生方知ってたら教えてください。
毎週、「そういえば今日は月曜だ!」ってドンピシャの時間でメルマガを受け取っています。
先生の著書を読みクリニックを知り、一昨年、診察に伺う予定(セミナーだったかな)だったのですが、遠方ということもあり、クリニックには行くタイミングを逃してしまいました。
オンラインセミナーに参加したことはないのですが、顔を出さなくてもいいのでしょうか。
毎回、いいお話をありがとうございます。
お話を読むと涙が出そうになるのは、やはり私はちょっと病んでいるのでしょうか。
東京ツリーの桜綺麗ですね。青森はこれからが桜のシーズンです。
とても楽しみです。