自分らしく生きるって、ぶっちゃけどういうこと?
2021年11月1日号
NZの心理療法家 白井聖子先生
オボクリニックの読者の皆さま、はじめまして♪
わたしは、「世界のどこにいても、誰といても、自分らしく」をモットーに活動する、ニュージーランドの心理療法家、白井聖子と申します。
こんにちは〜
ニュージーランドの心理療法家Seikoです。
これまでに文化・人種を問わず、たくさんの方々をサポートしてきて思うのは、「変わろうと頑張っているのにうまくいかない」現実があることです。
なぜそのような現実が起こるのか?
努力が空回りする理由は、「努力の動機がどこからきているのか」にヒントがあります。
心の奥底で「今のわたしは力がない」「ありのままの自分はダメ」だから、その不足感を埋めるために努力するのか?それとも、今の自分を卑下せずに受け入れた上で、もっと成長したいから努力するのか?
努力の動機が、明暗を分けるんです!
「今の自分はダメ」というビリーフから、いくら努力しても、結局、不足感を拭えないんですよね。
なぜなら、「今の自分はダメ」と信じてると、ダメな証拠しか目に映らない(涙)
脳には、RAS機能といって、自分にとって重要な情報だけを選択して取り入れるフィルターがあるんですね。だから、自分が信じたものしか見えないようになってるんです。
これが、頑張ってもうまくいなかい、本当の原因です。
では、どうしたら根本解決できるのか?
かつて於保先生ご夫妻にインタビューさせていただいた時の、於保哲外先生の言葉が、今も心に残っています。
「人はその人が思った通りの人になる」
「だから、『今の自分はダメ』という出発点を、『自分は素晴らしい、できる』に変えるのです」
その具体的な実践として、於保先生は「決める勇気」を出す練習を挙げられました。
「自分は素晴らしい、できる」と決める勇気。つまり【自分を信じる勇気】ですね。
そうは言っても、今までできないと思っていたことを、いきなりできるとは思えないのが普通です。だから、於保先生は、勇気を出す「練習」をすればいいと。
今日はその練習のコツをシェアしますね♪
オススメのステップとしては、「自分は素晴らしい、できる」と断言する前に、「〜してもいい」「〜ということにしてみる」と【許可】すると、スッと心に入ってきやすいですよ^^
無理に前向きになろうとすると、逆にプレッシャーになりがちなので。
許可の代表的なものを、参考までにいくつかシェアしますね。
・ありのままの自分を愛してもいい
・自分が愛されていると感じてもいい
・自分の夢を叶えてもいい
・自分のやりたくないことには「ノー」と言ってもいい
・自分のペースで、ゆっくりやってもいい
許可の言葉を紙に書いて、毎日声に出して言う。口に出すと、見てるだけよりも、心に響きます。
最初は、違和感や機械的な感じがするかもしれません。それでもいいです。とにかく続けることです。
だんだん少しずつ、「許可してもいいかもな〜」って気になりますから^^
あなたは、どんな許可を自分にしてあげますか?
思うだけじゃ始まらない、と思うかもしれないけれど、思うことから、すべては始まります。
NZの心理療法家Seiko Shirai
真理子先生の「本当の癒やしというのは、おてんば娘になること」そして、「だだをこねる」とありました。
私の母親は、勝ち気な母親だったので、小さい時から、失敗したら、すぐ、ほら気をつけないから、そうなるのよ、とか、甘くみてるからとか、言われ常に緊張して、心を許すことが出来ずに、大きくなってきました。ので、おてんば娘になろうものなら、叱られっぱなしだったと思います。
最近、このメールマガジンを読んで来て、おぼ先生が、自分のことを大好きと思っていくと、永遠の自分との対面が出来ると言って頂いたことがありますが、本当に人生は自分探しと思い、だだこねて、本来の自分に出会いたいと思っています。