強みをベースに生きていく

2022年8月29日号
リライフアカデミー講師・心理カウンセラー 花形先生


 
こんにちは。カウンセラーの花形です。
生きる上での何よりの土台は、子どもの自分を信頼し、ありのままの価値を信じる「自信」に満ちた自分関係です。
自信が持てなくなった原因が子ども時代の抑圧や萎縮であるからこそ、クリニックでもリライフアカデミーでもそこに徹底的に寄り添い共感して自分の内側を吐き出していきます。

その上でよーし!と立ち上がりその自分に自信を持ってその先の社会や生活に向かっていく上で、ありのままの自分が本来持っている「強み」を知ることはとても大切です。

強み研究の中心的な存在であるアメリカにあるVIA研究所が発表した考え方で、その研究所のライアン・ニーミック博士は、
「自信の低さで悩んでいる人のほとんどが、自分が持つ強みについての認識がない。その人たちに、『独自の強みは何ですか?』と聞くと何も答えられない人が非常に多い」
と述べています。

強みをベースに生きていくことで幸福度が上がり、抑うつ傾向が低下したという実験結果があるほど、この『自分の強み』を認識することはポイントになるわけですが
これって中々難しいものですよね。

自分の強みを知っているのは、まさしく子どもの自分だと私は考えます。
理屈抜きでこれをすると楽しい!
こんな時私はワクワク、ノビノビしてるぞ!
と感じるものこそ強みであるはずなのに、大人の冷たい先生が(いやいやそうやって調子に乗って行き過ぎていつも失敗してるんだからそれは強みじゃなくて欠点、弱みに違いない)と上から圧を加えてくるから、自分の強みがわからなくなり、自信を失ってしまうのですよね。

だから、自分の強みを知るのにあれこれ頭で考える前に、とってもシンプルに自分に聞いてあげましょう。

●自分では気づいていないけど、人から褒められることはどんなこと?

●人は嫌がるけど、自分はストレスに感じないことはどんなこと?


これらはあなたが自然に無意識にできているあなたの強みそのもの。
つまり大人の自分が意識して努力していることでなく、ありのままの子どもの自分がノビノビとできる最強の強みと言えるでしょう。
花形はといえば、人から面白いね、とよく言われます^^;
また、今あるものから発想を変えて新しいもの生み出すエネルギーは苦にならないしワクワクします。

これらを見つけて自分を守る力に変えて行くことこそ、本来の自分を信じる力、自信を持って生きることになりますよね。

子どもの自分は何て偉大なんでしょう!

皆さんも強みをベースに生きて行くことで最強のウェルビーイングを一緒に手に入れましょう。
私自身も常に面白みとユーモア、アイデアと創造性をベースにノビノビ生きていきたいと思います!
 

花形
 

 


 

 
ご感想ありがとうございます。以下にご紹介します。
*頂いた感想全てを掲載できないことをご了承ください。
 

 
自分の長所を考えているときほど、"生きてる"と思うことはないなと思いました。
ただ、自分の欠点は、いくらでも出てくるのに、長所は、ふと考えてしまう。
これが、そもそもおかしいと気づきました。そして、"人前で話すこと"は、多くの人は、嫌がるのを、私は、話すことがあれば、"ストレス”には思わないなと思ったとき、この"強み”を、自信につなげて行きたいと思いました。