
『佐渡島の地平線に沈みゆく太陽』
ひゃっけいさん
『もっともっと』
2023年10月2日号
こんにちは。リライフアカデミーの田中です。
私ごとですが、今年の春に飼っていた老犬が虹の橋を渡りました。16歳9ヶ月でした。
後悔のないように介護生活を送ろうと自分なりに頑張ったつもりですが、飼い主としてはもっとやってあげられることがあったのでは、あの時こうしていれば、と何かと後悔がつきまとうもののようです。
できるだけのことはやったはず。でも、だけど。。つい欠けた部分にフォーカスを当てて考え、問題を自作自演するかの如く、自責感や悲しみを増幅させる悪循環に陥ってしまいそうになります。
私たちはつい何事も『もっと良く、もっと上手く』と完璧を求めてしまいがちですが、いったいその“完璧“は、どんな姿をしていたら満足できるのでしょう。
その時々でベストを尽くしたのだ、自分を責めるのはやめようと思い直し、可愛い姿、楽しかった出来事を懐かしく思い返しています。
もうダメかもとなってから、獣医さんも驚く復活を見せたり、最期まで歩こうと頑張っていたことも先生は褒めて下さいました。
思い出せば胸がキュっとなりますが、今ここを精一杯生ききる姿勢も彼がくれたメッセージとして、大切に受け取りたいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
田中