緊張との付き合い方

2021年6月21日号
リライフアカデミー講師 土肥先生


 
みなさまこんにちは。
リライフアカデミーの土肥です。
 
仕事や行事等に参加していると大事なプレゼンや人前に立って話をしないといけない時などとても緊張する場面があるかと思います。
 
明日がその大事な日で、今日は眠れないかもしれない。
明日のことを考えると不安でいっぱいだ。という時ってありますよね。
 
私は子供の頃人前に立つととても緊張して、必ずお腹が痛くなるタイプでした。
一週間前くらいからソワソワして、前日はもちろん睡眠不足。
何度も予行練習をして挑みます。

手のひらに人の字書いて、何度も飲みました。笑
そもそもなぜ緊張してしまうのでしょうか。
 
私の場合ですが、ちゃんとやらないと。しっかり話をしないと。
最後まで成功させるんだ。というプレッシャーからくるものでした。
自分に対して完璧主義なところがあったんですね。
 
ある程度のストレスやプレッシャーは必要だと思いますが、極度に緊張して不安になって体調を崩してしまうのは、日常生活を送るのに辛くなってしまいますよね。
 
人前に立つのは場数を踏んで慣れる必要もありますが、不安を安心に変えるために予行練習をするのもとても大切ですし、そもそも完璧にできるわけがないと『認めて諦める』ことも大切ですよね。
 
そして何よりも、当日に何か起きても『失敗した』と自分を責めないことが緊張をしなくなる近道だと感じています。
 
結果的にうまく話せなくても、うまくできなくても、まずは自ら挑戦して、頑張った事を沢山褒めて褒めて褒めちぎってあげるのが大切だと感じています。
 
「よくぞやった!挑戦した自分偉い!怖くてもトライした自分偉い!
がんばったね!すごいぞ!一歩前進だ!」
という風に。心の中でそれはもう褒めちぎっています。笑
 
その後ポジティブな気持ちで反省会を始めます。
これから緊張するような事が待っていて、予行練習をしても不安が取れず、そのことで頭がいっぱいになってまう時は、「今日も良くやった!明日のことは明日の自分に任せた!!」と言い切っちゃって気持ちを切り替えるようにしています。
 
そうすると、なんとなく自分自身を俯瞰で見れるようになり、緊張をほぐすことができるようになりました。
 
そして何よりも『案外自分のことなんて見ていない』というのを暗示のように繰り返していると、当日までの緊張感も少し和らいできます。
 
大切なのは自分がどう見られたかではなく、ちゃんと相手が理解できたか、うまく伝わったかが重要なんですよね。
 
自分に沢山共感をしてあげながら、当日は何があっても失敗と思わずよくやったと褒めてあげること。

今はすっかりリライフアカデミーで講師をするのが楽しくなりました。
もし人前に立つと緊張するという方は、参考にしてみてくださいね。
 

リライフ講師・スタッフ 土肥