無条件の愛の循環
2021年12月27日号
リライフアカデミー講師・精神保健福祉士 田中先生
我が家の15歳の老犬は、何年か前から両目が白内障で、獣医さんによると恐らく光も感じられていないでしょうとの事。
それでも、時々あちらこちらにコツンとぶつかりながら、でも恐れる事なく家の中を歩き回ります。目薬を挿せば、厄介そうにブルブルっと胴ぶるい。おじいちゃん犬ですが、足腰はまだまだ丈夫です。
餌を準備しているとソワソワと興奮した様子で動きがスピードアップするので、「お願い、止まってヽ(´o`;」と思わずにはいられません。でも、そうやって全身で喜びを表してくれると、こちらも「すぐに用意するよ!」とはりきってしまいますね。
15年前やってきた時は真っ黒で小さくて、それ以来本当にたくさんの笑顔と癒しを貰ってきました。
昔のジャンプ力は失われ、今はちょっとした段差も障害になってしまいます。寝ている事も増えました。でも、以前と同じようには出来なくても、変わらず隣で寄り添っていてくれればいいと心から思うのです。
嬉しい時、興味がない時、その表現はとてもストレートで分かりやすいです。また、飼い主が大切にしてくれるなら可愛く、賢く振る舞おうなんて駆け引きもしません。
いつもありのままだからこそ愛される、私たち人間も見習える部分があるかもしれませんね。
親バカならぬ犬バカ記事になってしまいましたが、ちょっと大げさなタイトルに込めた愛しい気持ちがお伝え出来たら幸いです。
リライフ講師・スタッフの田中
こんにちは。
毎週楽しみにしております。
私は今年の3月に愛犬が16歳8ヶ月で天国に旅立ちました。 なので、もの凄く共感しました。
私の周りにいる全ての人、ペットからも色々な事が学ぶことが出来ますね。
最近は植物も人の言葉や気持ちがストレートに伝わり、影響する事に気がつきました。
愛犬からは無条件の愛を常に感じていましたので
老いを目の当たりにした時 悲しい気持ちにもなりましたが、それも含めて出会えて一緒に過ごせて良かったと心から思えます。
出会えたのは偶然ではないとは思いますが 楽しい思い出をありがとうと感謝の気持ちです。
無条件の愛の循環
なんだかすごい言葉です。
田中先生が言う「無条件の愛の循環」のような愛が私には幾つあるかなあ、とふと考えてしまいました。
来年はペットロスから脱出しなきゃ。
『オボクリニックの広がる世界』の先生の皆様、今年もありがとうございました。
来年も楽しみにします。
どぞよろしくお願い致します。
良いお正月をお迎えください!
我が家でも8か月前から保護した猫が家族の一員となり、本当に毎日癒されています。
動物、生き物への愛情は心を豊かにすると感じます。
親バカな気持ちに同感です。