あなたにとって好きな文字や、思い入れ深い文字はありますか?
2022年9月19日号
リライフアカデミー講師 末永先生
突然の質問から始めさせていただきました。
リライフスタッフの末永です。
今回は私の好きな文字の話をさせていただきたいと思います。
私の好きな文字、それは漢字の『歩』です。
現代の私たちは日々の中で何かと時間に追われ、早く早くと自分を急かすことが多いものです。目標にたどり着けないとき、他者と自分を比べたときにも焦りを感じます。
早く結果を出さなくてはならない。早く次のステージに上がらなくてはいけない。こうやってダラダラとこの場で留まっていてはいけないと。
言わば自分の心が、何かに追われ走っている状態。
そんなとき私は『歩』の文字を見ると、「走らなくていい。歩いていいんだよ。」と、いまの自分を肯定できる気分になります。
そして『歩』の字をじっくり眺めてみると『少』と『止』の2つの組み合わせで成り立っていることに気づきます。
「少し止まる」と書いて『歩』
長い人生、時には少し立ち止まることも必要ですね。
ゆっくり歩いたり立ち止まることで、走っているときには見えなかった景色や気づけなかった発見、それによって磨かれる感性やひらめきもきっと生まれることでしょう。
また『歩』と言えば将棋の駒もイメージされます。
飛車や角のように一足飛びで進むことはできない、一つ一つしか進めない『歩』ですが、前へ前へと歩みを進めるうちに『と(金)』に変わり、『金』と同じ動きを取れるようになる。
将棋も人も地味に思える目の前のたった一歩が、大きな一歩、価値ある一歩となり、その後の飛躍につながるのでしょうね。
時には走らなくてなならない時もあるかと思いますが、決して走りっぱなしではなく、ゆっくり腰を据えて一休みすることも大切にしていきたいものです。
リライフの朝活として新定番となった『どうなりたいで書タイム』で、インナーチャイルドが喜ぶ自分の好きな文字、思い入れのある文字をしたためてみるのも良いですね。
リライフスタッフの末永です。
今回は私の好きな文字の話をさせていただきたいと思います。
私の好きな文字、それは漢字の『歩』です。
現代の私たちは日々の中で何かと時間に追われ、早く早くと自分を急かすことが多いものです。目標にたどり着けないとき、他者と自分を比べたときにも焦りを感じます。
早く結果を出さなくてはならない。早く次のステージに上がらなくてはいけない。こうやってダラダラとこの場で留まっていてはいけないと。
言わば自分の心が、何かに追われ走っている状態。
そんなとき私は『歩』の文字を見ると、「走らなくていい。歩いていいんだよ。」と、いまの自分を肯定できる気分になります。
そして『歩』の字をじっくり眺めてみると『少』と『止』の2つの組み合わせで成り立っていることに気づきます。
「少し止まる」と書いて『歩』
長い人生、時には少し立ち止まることも必要ですね。
ゆっくり歩いたり立ち止まることで、走っているときには見えなかった景色や気づけなかった発見、それによって磨かれる感性やひらめきもきっと生まれることでしょう。
また『歩』と言えば将棋の駒もイメージされます。
飛車や角のように一足飛びで進むことはできない、一つ一つしか進めない『歩』ですが、前へ前へと歩みを進めるうちに『と(金)』に変わり、『金』と同じ動きを取れるようになる。
将棋も人も地味に思える目の前のたった一歩が、大きな一歩、価値ある一歩となり、その後の飛躍につながるのでしょうね。
時には走らなくてなならない時もあるかと思いますが、決して走りっぱなしではなく、ゆっくり腰を据えて一休みすることも大切にしていきたいものです。
リライフの朝活として新定番となった『どうなりたいで書タイム』で、インナーチャイルドが喜ぶ自分の好きな文字、思い入れのある文字をしたためてみるのも良いですね。
末永
ご感想ありがとうございます。以下にご紹介します。
*頂いた感想全てを掲載できないことをご了承ください。
「歩」は、とても良い言葉ですね。
将棋の「歩」のように、飛車が、ひとっ飛びで進めるのに対して、地道に豊かに進む「歩」の良さは良く分かります。
私は、逆に、つい途中の努力を避けて、結果を早くつかみたいと思うところがあります。
途中の努力を避けた分、たとえ早く目的地に着いても、又、同じ事をしなければならない事もあるかと思いました。
年を重ねて、「歩」を重ねた分、手早く物事を仕上げることが、出来ることもあるかと思います。
「歩」の文字に含まれる、大切なことを思い、他に私の好きな文字を、探したいと思いました。